【40代未経験のSE転職ブログ】~職業訓練校授業開始編~
こんにちは!私は40代からSE転職を目指すshinichiと申します。
2023年に前職を退職し、ハローワークを通じて職業訓練校に通いつつ、SE転職を目指しています。
8月で一通りの訓練が終わるので、私が経験したことが誰かの糧になればと、40代でSE転職を考えている方や、職業訓練を受けようと思っている方に向けて、ブログに書き記すことにしました。
今回は入校式と授業の流れをお話しします。
前回の記事「入学準備編03」はこちら
入校式当日
2024年2月某日。待ちに待った入校式の日がやってきました。
入校式もすべてオンラインで行われるので、ZOOMにログインして待機。9時になり、講師の方が映り、講師紹介と説明がありました。
そして、学長の方の挨拶も兼ねたお話を聞きます。
驚いたのはこのお話、録画なのです!普通は学校の入学式というと、校長先生やその他いろんな先生が話をするというイメージだと思うのですが、さすがにそのあたりは効率が考えられていますね。
受講生は20人。直接会うことはないのですが、ともに勉強する仲間がいるのは身が引き締まる思いです。一人ひとり点呼を取られ、自己紹介をして、この日は終了となりました。
これから約半年間。スケジュールに沿ってプログラミングを学んでいくこととなります。
ちなみに、受講生は男女比7:3ぐらいで、20代~30代の方がほとんど。なんなら講師の方もほとんど20代~30代で、40代は私だけ!みたいな状況でした。笑
前職は、薬剤師や介護士、営業、車整備士、販売員、飲食で店長、専業主婦で子育てが落ち着いたから。という方もいらっしゃいました。プログラミング経験があって、すでに副業をしているという方や基本情報技術者資格保有者もいましたが、大半は未経験という感じでしたね。
スケジュール
スケジュールはかなり細かく決められており、6か月に予定がびっしりと詰まっています。以下1~6か月目の内容です。
- IT基礎・HTML・CSS
- Javaの基礎
- サーブレットJSP(Javaを使ったアプリ開発)
- Python基礎
- Python実践(Python3エンジニアの資格取得を目指す内容)
- ソフトウェア開発演習(3か月目に使ったアプリをアップグレードさせる)
さらにひと月ごとに、1週間単位で授業内容がわかれており、水曜日から月曜日までは、その週の単元の授業動画が用意されているので、その動画を見ながら、自分のパソコンでコードを記述し、プログラミングを学んでいきます。毎週規定時間が設けられており、学習ツールにログインしている間は学習をしているものとみなされ時間が記録されます。1週間20~25時間(内容によって週ごとに決められている)なので、その基準は満たす必要あり。
火曜日は習熟度確認テストというミニテストのようなものを受けて、午後から約1時間講師の方とZOOMでのオンライン授業(対面指導)が行われます。
習熟度確認テスト
習熟度確認テストは、毎週火曜日に、1週間の学習状況確認のため行われます。
オンラインで受験する選択式の問題で、3択問題が20問です。制限時間はありません。
授業を真面目に受けてコードを書いていれば、簡単な内容なのですが、授業を適当に聞いていたら難しいというか、わからない箇所が多いと思います。
ただし、テストを受けるところを見られているわけではないので、調べながら受験することは可能です。
習熟度確認テストで3回連続で80点以下を取ってしまうと強制退校となるので、気を付けなければなりません。
テストを受け忘れも80点以下の対象となってしまいます。「今日はテスト日です!」などの通知が来るわけではないので、自分で気を付けてテストの受け忘れがないようにしないといけません。
対面指導
対面指導は、週に1回ある講師の方とのオンライン授業というか面談です。日々の授業は録画された動画なので、講師の方と直接話をするのは、基本的に1週間で1時間だけです。
1対1ではなく、受講生は4人ずつのグループで、講師1名生徒4名でZOOM会議のようなイメージで行われます。
聞かれる内容は、授業時間は基準を満たせているか?習熟度テストはどうだったか?授業で分からないところはないか?近況報告。などです。
卒業までに全部で25回ぐらいあるのですが、卒業が近くなってくると、転職活動真っただ中なので、活動状況などが聞かれるとのこと。
まあ、はじめのうちはみんなで雑談するといった感じですね。他の人の学習進捗状況や、実際エンジニアだった講師の方の話を聞けて、次の1週間もがんばろうという気持ちになります。
ちなみに普段、生徒どうしがコミュニケーションをとることは禁止されているので、みんなの近況が聞けるのはここだけです。
学習で使うツール
授業は完全に自宅からオンラインなので以下のツールを使ってすべて進んでいきます。
- ZOOM
毎週の対面指導や、3回あるキャリアコンサルティング面談などに使います。 - スラッグ
スラッグというチャットツールで日々の連絡や業務連絡などが飛んできます。 - スプレッドシート
Googleスプレッドシートは、質問をするときに使います。授業で分からないことは、スラッグで直接質問するのではなく、みんなにも共有できるように、スプレッドシート上でやり取りをします。 - ブラウザ上の学習ツール
名前は明かせませんが、私が受講している訓練校は、独自の学習サイトをAWSにてWeb上にアップロードしており、毎日それにログインして学習を進めていきます。授業動画は限定公開のyoutubeとなっており、受講生の間は、見ることができます。動画は1週間ごと区切られていて、翌週の授業内容を先取りして見ることはできませんが、過去のものは見返すことが可能です。
まとめ
今日のまとめ
- 授業は完全オンライン。週20時間の受講時間を満たす必要はあるが、毎日の授業スケジュールはほぼ自由に決められる。
- 毎週火曜日にテストとZOOMでの対面指導がある。
- コミュニケーションツールは実際の現場でも使われているような環境である。
以上です。
次回からは、一か月ごとの様子をお伝えしたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!