【40代未経験のSE転職ブログ】~職業訓練校入学準備編01~

大きいスマホと男性

 こんにちは!私は40代未経験からSE転職を目指すShinichiと申します。

 2023年に前職を退職し、ハローワークを通じて職業訓練校に通いつつ、SE転職を目指しています。

 8月で一通りの訓練が終わるので、私が経験したことが誰かの糧になればと、40代でSE転職を考えている方や、職業訓練を受けようと思っている方に向けて、ブログに書き記すことにしました。

職業訓練校を選ぶ

 私の住んでいる地域は、かなりの田舎で、そもそも目指していた方面の職業訓練校は皆無でした。が、コロナ禍以降、職場だけでなく教育の現場にもオンライン化の波は押し寄せてきており、雇用保険制度を使って応募できるプログラミングスクールのオンラインコースは10校程度、それらの中から選んで職業訓練を受けることにしました。

 
 オンラインスクールは便利ですが、以下のデメリットというか難しい点がございます。

  • 地方にスクールがほぼないので、地方民がオンラインスクールに集中。結果、募集倍率が高く、合格が難しい。
  • 一校ずつしか応募できないので、もたもたしているとあっという間に失業給付の期間が終わってしまう。

オンラインスクールの倍率

 退職後失業手当の給付期間が3か月間の方も、職業訓練校に入校すると、失業手当を受けながら職業訓練を受けることができるので、そもそも人気の制度であることに加え、私が入校したプログラミングのオンラインスクールは、自宅から一歩も出る必要がなく、休みなく訓練を受けられるので、かなりの高倍率だと伺いました。

 普通の対面の訓練校だとほとんどの学校が土日は休日となり、お休みの日は失業手当を受けることができません。しかし、オンラインスクールには休日がなく、学習ツールにログインしきちんと学習すれば日額手当が支給されます。

 といった人気になる理由があるため、合格するには、応募書類の完成度を高め、面接対策をしておくことが必要となります。(面接や審査内容は後日の投稿に書こうと思います。)

失業保険の給付期間との戦い

 前述したように、オンラインでプログラミングを教える学校は複数あるので、1つ落ちたからと言って、ダメになるわけではないのですが、注意しておかなければならないのは、失業保険の給付期間です。
 あなたが、失業給付90日であれば、半分以上残した時点で、スクールに合格し、通い始める必要があります。

 私自身この制度がわかりにくく、職業訓練を受ける相談をした時点でハローワークの担当の方から、「スクール希望なら早目に動いてくださいね」と言われていたのに、悠長に構えていたら、あっという間に期間が過ぎてしまいました。

 残り、70日の時点で、1つ目のオンラインスクールを受験したのですが、受験した学校がまさかの不正を働いており、職業訓練校の指定を取り消しとなる事態に。
https://jsite.mhlw.go.jp/osaka-roudoukyoku/content/contents/202312041645.pdf

 これにはさすがに焦りましたね。45日を残して、受講開始していないといけないのに、20日過ぎた時点で再びスクールに応募するための書類を作成するところからスタートです。

 なんとか次に応募するスクールを決め、書類をすべてそろえ、ハローワークで承認してもらい、面接を受ける日までかかった日数は10日、面接日がそこからさらに1週間後、合格したら開校日がそこからさらに2週間後。10+7+14で、31日。すでに1校目に使った日数が20日なので、合計51日。
 順調にことが運んだとしても、失業給付日数の半分を超えてしまい、職業訓練期間中、失業手当は受けられないことに。

 失業手当が受けられないのであれば、スクールに通いSE転職を諦め、就職活動をするか、スクールに通いつつバイトで生活費を捻出するか。どちらかしかありません。
 悩みましたが、せっかく応募先の学校を見つけたので、合格したときにどうするかはいったん置いておいて、応募してみることにました。

 そして、書類審査、面接を経て無事に合格!
この時点でもスクールに通うかあきらめて就職するか、半々だったのですが、結果をハローワークに伝えにいくと、ハローワークの方が「前回の受験先が取り消しでなくなったので、その学校の応募にかかった失業手当期間が見直され、今回合格した学校に失業手当を給付しながら通えることになりました。」と嬉しいお話が。

 紆余曲折ありましたが、SEを目指して前職を退職し、失業保険をいただきながらオンラインスクールで学べる体制を作ることができました。

 少し長くなってしまいましたが、もし転職のために、今の仕事を退職し、職業訓練校に入校を考えておられるのであれば、退職前に職業訓練校を調べ、失業給付までの待機期間に応募や面接を終えるぐらいのスケジュール感を持って臨むことを強くおすすめします。

 

まとめ

今日のまとめ

  • オンラインの職業訓練はコースによってはかなりの倍率になるため、応募書類や面接の精度を高める必要がある。
  • オンラインの職業訓練も失業手当をもらいながら受講することができるが、条件があるため、在職中からハローワークに問い合わせるなど、できる限り準備をしておく。

次回は、私が選んだコースと面接や試験の内容をお伝えしたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました!


※できる限り記憶をたどって記述しておりますが、雇用保険制度や職業訓練制度など細かな部分が間違っている可能性や、制度が変更になっている可能性ももございます。ご了承いただけたらと思います。