【40代未経験のSE転職ブログ】~基本情報処理技術者試験編~

本棚と女性

 こんにちは!私は40代からSE転職を目指すshinichiと申します。

 2023年に前職を退職し、ハローワークを通じて職業訓練校に通いつつ、SE転職を目指しています。

 8月で一通りの訓練が終わるので、私が経験したことが誰かの糧になればと、40代でSE転職を考えている方や、職業訓練を受けようと思っている方に向けて、ブログに書き記すことにしました。

 ちなみに、学んだコードなど技術的なことはほとんど載せていません。あくまで40代のプログラム未経験の私が、どんな感じで訓練校生活を送っているか、ということをメインにお話ししております。

 今回は、訓練3か月目Javaと並行して学習を進めていた資格試験の話です
前回の記事「サーブレットJSP編」はこちら

基本情報処理技術者試験

  職業訓練校のはじめの講義で、未経験SE転職はそんなに簡単なものではないので、学校の勉強とは別に、「強制ではないですが、資格にも挑戦してくださいね。」ということを言われていました。そして、資格はSEと関係がある資格にしてください。と。

  • 基本情報処理技術者試験
  • Python3エンジニア
  • Javasilver

この三つの資格の中から選ぶのが良いでしょうと言われた私は、ただでさえ厳しい40代転職を資格を取得することで、一歩でも前に進めようとしました。

 私が選んだのは、「基本情報処理技術者試験」。理由は国家資格であることと、職業訓練校1か月目の授業はHTMLとCSSの内容で、授業内容が簡単なうちに資格試験勉強を始めたいと思ったから。
 私の訓練校のカリキュラムはJavaは2か月目・3か月目と6か月目。Pythonは4か月目と5か月目に学ぶことになっており、PythonやJavaの資格を取るとなるとどうしても初動が遅れてしまいます。

学習方法

 私は勉強が苦手です。学ぶことは好きなのですが、集中力が長続きしません。笑

 そんな私が選んだ学習法が、「スマホアプリで勉強すること」でした。
 私が使ったアプリはスタディングというアプリで、授業動画とアプリで出来る問題が入っており、いつでもどこでも学習を進めることができます。ゲームのようにポチポチとできるので、教科書やノートを持ち歩き、字を書いたりする必要はありません。

 私はそのアプリの授業を1日3本進めることを目標にして、約2か月ちょっとでスタディングの学習を終わらせました。

 試験はA科目とB科目に分かれており、A科目というのは基本的な知識を問われる4択問題、B科目というのは応用問題で選択式ではありますが、必ず4択というわけではありません。少し長めの文章やプログラムを読んで解答する形になります。

 A科目はスタディングの授業と問題を解きつつ、過去問道場というサイトで過去問を解きまくることで合格基準点に達すると思います。が、B科目は、スタディングの勉強だけでは、合格基準点を満たすのは難しいと思います。
 スタディングでも講師の方が、B科目の過去問を解説してくれているのですが、問題数が7問ぐらいしかないのに加え、解説するときの説明がいまいちピンとこないことが多かったです。あくまで私個人の感想ですが。

 そこで、訓練校の講師にB科目の勉強法を聞いたところ、文系でもわかるIT勉強会というyoutubeのサイトを教えていただき、過去問や公式に発表されている問題でわからなかった問題は、この方の解説動画を見ながらひたすら解けるように繰り返しました。

学習法方と内容

  • 【1~2か月目】 まずはスタディングでA科目の授業をすべて終わらせて、A科目の過去問道場を解きまくる。(過去5年分ぐらい)
  • 【2か月目後半~3か月目】 スタディングでB問題の講義を受け、問題を解く。スタディングはB問題の問題数が少なく、解説も短いので、わからない箇所はyoutubeなどで詳しく解説してくれている動画を探し、それを観ながら理解を深めつつ過去問(試験運営が出してくれているサンプル問題)を100%解けるようにしておく。A科目の内容を忘れないように、この期間も毎日過去問1年分ぐらいは解いておく。

いよいよ受験

 基本情報処理技術者試験は、2年ほど前までは春期と秋期で受験できる期間が限られていましたが、現在は通年受験が行われています。試験会場は各県に設置されており、だいたいパソコン教室のような場所が会場となっているようです。

 受験料は7,500円なので、失業中の身で何度も受験を受けるのは痛い出費です。とはいえ、一度受けてみないと雰囲気も難易度もつかみにくいため、ある程度手ごたえを感じたらサッサと受験してみようと思い、勉強を始めて約3か月で受験しました。

 結果は合格。科目A、科目Bとも1000点満点で、合格基準600点なのですが、科目Aが655点。科目Bが605点でした。ギリギリ笑。

試験結果

 科目A、科目Bは同じ日に休憩をはさんで受験しなければならないのと、どちらも合格点を満たしていないと不合格で、次回受けるときはまた両方受けなければならないので、なんとか1回でパスできて良かったです。

 試験の内容を詳しく書くのは、主催者に禁止されているので、どんな問題が出たかを書くことができませんが、科目Aも科目Bも難い問題はあるにはありました。が、とにかく過去問の精度を上げておくことが大事だと感じました。特に科目Bはサンプル問題の理解度を上げておきましょう。

まとめ

今回のまとめ

  • 資格試験はSE転職に必ず役立つので、学校の勉強と並行して合格を目指そう。
  • 訓練校の受講期間は限られていて、終盤は就活が始まるので、早めに資格の勉強を始めよう。
  • 学習法は自分に合ったやり方を見つけ、科目Aはとにかく過去問を解く、科目Bはよい解説者を見つけて一つひとつ何をしているか理解する事。

 以上です。
  資格試験苦手な方もおられるかと思いますが、国家資格は必ず大きな武器となると思いますので、頑張ってください。訓練校の学習スピードは決して早くはないので、1日3時間~5時間ぐらいは資格試験の学習にあてられると思います。
 合格証書を見ると頑張ったなぁという気持ちになりますね。

合格証書

 次回は、4か月目の様子、Python基礎編をお伝えしたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました!